ゴリたか君の一口馬主出資馬では、6月28日にディアマイハニー、29日にはクレインヴォイスの京都サラブレッドクラブで出資している2頭が出走。
ディアマイハニーはクラス慣れが必要な状態が続いているだけに少しでも前進を、クレインヴォイスは新馬戦への出走ということである程度の内容と結果が欲しいところでした。結果としては、2頭とも9着と厳しい結果に終わりましたが、それぞれポジティブな点もありましたので前向きにとらえたいところです。
ディアマイハニー
6月28日に小倉競馬場のダート1700mで行われた3歳以上1勝クラスに出走。
調教の動きは良さそうでどの程度まで前進できるか
地方交流戦で勝ち上がっていたこともあり、昇級後は厳しい結果が続くディアマイハニー。それでも成長とともにレース内容も少しづつ前進が見られ、1勝クラスでもそれなりに走れてきている印象があります。
今回は追い切りのタイムも悪くなく、陣営のコメントでも今までより成長を感じさせてくれるような内容に、どのようなレースを見せてくれるのか楽しみにしていました。また、デビューからずっとディアマイハニーに騎乗してくれていた水口騎手も今週で引退とのことで、なんとか良いところを見せて花道を飾って欲しいレースでもありました。
成長しながらどこまで通用するか
迎えたレースでは、スタートから後方の競馬。今回も厳しいレースになりそうだなと思いながら見ていましたが、内側の経済コースを回って直線に入ると粘りの走りで9着。結果こそ厳しい結果でしたが、レース内容としてはこのクラスに挙がってからは前進ができていると思います。
この先どれくらい伸びしろを持っているのかは分かりませんが、ここまでは着実に力をつけてきていると感じています。ここまで騎乗してくれていた水口騎手が今後騎乗してくれないのは残念ではありますが、なんとか1勝クラスでも勝ち負けできるような力をつけて欲しいなと思っています。
クレインヴォイス
6月29日に函館競馬場の芝1200mで行われた2歳新馬戦に出走。
調教の動きに不安が残るデビュー
今回のレースでデビューを迎えるクレインヴォイス。デビューの舞台は芝短距離のレースを選択。ここまで5月に本州へ移動~入厩~ゲート試験~6月29日デビュー戦とトントン拍子にステップを踏んできました。
デビュー戦に向け、早々に函館へ移動しましたが追い切りのタイムも良くみえませんし、併せた馬にも遅れているのを踏まえると、適性云々より単純に厳しいデビュー戦になりそうな予感。
調教師の戦前のコメントもデビューが近づくにつれてトーンダウンしてきますし、期待というよりかはある程度しっかりレースに参加した上で今後につながるような走りを見せて欲しいと思いながらレース当日を迎えました。
今後は適性を探しながら前進を期待
レースではスタートでやや遅れたように見え後方からの競馬に。早めに位置を上げていきますがそこまで位置を上げきれず、直線でもそこそこの脚は使うものの前の馬を捕まえるには至らず9着に終わりました。結果的にも内容的にも厳しいものとなりましたが、とりあえず無事にかつ普通にレースを走れたことはポジティブに捉えたいです。
レース後の調教師のコメントにもありましたが、1200mのレースではあるものの前半3ハロンも遅いペースだったことを考えると距離は短い印象を持ちました。芝が全くダメという感じではなさそうですが、かといってスピード面も瞬発力の面でも厳しそうなところがあり、一度ダートのレースも見てみたいなと感じます。
また、あまり馴染みがありませんでしたがシンカンの可能性もありそうとのことでここは不安材料。まだ6月ですから、焦らず次走までの成長を期待したいです。
総括
今回はクレインヴォイスがこの世代のゴリたか君出資馬の中で一番早くデビューしてくれました。一口馬主を初めてからかれこれ6世代目の出資馬になりますが、なんだかんだ言ってデビュー戦が一番ドキドキするのは変わりません。願望としてはもう少し上の順位を望んではいましたが、とりあえずは無事にある程度の競馬を見せてくれたのはポジティブな要素だと思っています。
次走の予定はミストラルピンクが7月4日に出走を予定。前走はスタートも改善の兆しを見せてくれたので、今回も出遅れ無くスタートを決めることができれば好勝負できるのではないかと見ています。6月は出資馬の出走機会は割と多かったものの、結果が伴わず悔しい思いばかりでしたので、7月はミストラルピンクから良い流れを作ってほしいなと思っています。