今週のゴリたか君の一口馬主出資馬では、ルージュエリシアが土曜日の3歳未勝利戦に出走しています。
結果も内容もかなり厳しいと言わざるをえないかたちのレースで、久しぶりに虚しさみたいなものを感じました。
3歳未勝利戦
6月15日に函館競馬場の芝1200mで行われた3歳未勝利戦に、東京サラブレッドクラブで出資しているルージュエリシアが出走しました。
ある程度の結果が欲しいレース
芝へ路線変更してからのここ2戦は、適性を測る意味でも結果以上に収穫の多い内容でした。
一転して今回は、その2戦から導いた答えから最適化されたレース選択をしていると思います。ゴリたか君としても、今回の条件しかルージュエリシアがパフォーマンスを発揮できる条件はないと現状考えています。
未勝利馬にとっては大事な時期ですから、ここは結果のみを求めていきたい1戦です。
仕上がりに不安
今回が在厩のまま3戦目で、コンディションは大丈夫なのか心配なところはありましたが、ここは陣営の判断を信じるしかありません。
権利も持っていませんし、想定したより1週延びたレースに向けた調整は難しいとは思いますが、最終追い切りは一杯に追われタイムも伸び悩み悪い内容。ダートコースでの追い切りでしたが、グリップが効かずにスムーズに加速が出来なかったとのことです。
正直、今回は調整が上手くいっていない気がして期待しづらい中レースを迎えます。
全く見所の無いレース内容
レース当日は、前走から+2キロの馬体重。パドック映像からは、特に良くも悪くも感じずといったところ。
今回は鞍上がここ2戦の荻野極騎手から横山和生騎手へ戻り、ルージュエリシアのことを良く知る騎手ですから全く不安は無し。
コースレイアウトも合いそうですし、相手関係も正直抜けて強い馬もいなくて理想的。
とにかく、最終追い切りの悪さ以外は期待できそうな要素が多く勝ち切らないまでも、上位でゴールを期待したくなるところ。
レースでは、ゲートの出は良かったですが、二の足がつかず最後方からの競馬。ここは今までの課題がそのまま出てしまう展開。
ただペースは速めなので、脚が溜まっていればある程度上位にはこれるかもと期待もありつつ最終コーナーを周るのを見守る。騎手は大外を回さなかったので、馬群を割る選択をしたよう。この選択は仕方ない。
結局前が開かずに詰まってしまい、そのままゴール。結果的にも内容的にも正直良かったと思えるところが見いだせず、ある種諦めに近い感情がありました。
レース後の騎手のコメントでは馬場も合わなかった可能性も示唆していますが、どんどん好走できそうな条件が限られてきます。総合的に馬自身の能力が足りていないところもあると思いますが、陣営もできる限りの調整で次走に望んで欲しいです。
総括
今回の一戦は結果を求めていただけに、かなり残念な結果に終わってしまいました。
次走までは節をかせぐ必要もあるでしょうから、まずはルージュエリシアがベストパフォーマンスを発揮できるように、陣営には頑張って欲しいです。
未勝利戦も残り僅かなタイミングで勝ち上がることは難しいかもしれませんが、もう少し見所のあるレースを期待します。