7月25日のノルマンディーオーナーズクラブの公式サイトにて、出資馬プリュムドールの引退が発表されました。
札幌日経OP出走に向けて調整されてきましたが、先日右前肢の靭帯を痛めてしまったプリュムドール。すでに6歳ですから、引退も覚悟していましたがいざ引退となると寂しいものです。
出資した経緯
プリュムドールは、ゴリたか君が一口馬主を初めて2世代目の出資馬。
当時はまだ自分なりの出資馬選びの基準が全く確立されておらず、ただただ好きなゴールドシップの産駒に出資したくて選んだ馬。今考えてみるとここまで活躍してくれて非常にラッキーでした。
なかなか未勝利を抜け出せず
素晴らしい活躍をしてくれたプリュムドールですが、勝ちあがるまでなかなか時間がかかり、初勝利は8戦目。
今振り返っても、当時未勝利戦で戦ってきた相手は強者揃いでした。後のGⅠ馬2頭(テーオーロイヤル、ジェラルディーナ)、重賞馬2頭(プログノーシス、ステラリア)が相手だったことを考えると非常にハイレベルな未勝利戦を戦ってきたのがわかります。
それでも未勝利を勝ち上がると、1勝クラスもすぐに勝ち、秋のGⅡローズSへ出走を果たす活躍。ローズSでは大好きな武豊騎手が騎乗で凄く嬉しかったのを覚えています。
悔しいステイヤーズS2着
ゴリたか君が選ぶプリュムドールのベストレースは、2着だったGⅡステイヤーズSです。
当時は勝ちまで見えた分、めちゃくちゃ悔しかったレースでしたが、今考えてみると結果的にも内容的にもキャリアベストだったと思います。この際タラレバは言いませし、重賞で2着したことで実績が残るのは誇らしいことです。
天皇賞春への出走
あとは何と言ってもGⅠ天皇賞春への出走を果たしてくれたことは、ゴリたか君にとって特別な思い出です。
ゴリたか君が一口馬主を初める際にたてた目標の一つが、GⅠに出走するような馬への出資。その目標を1番に達成させてくれたのがプリュムドールです。
レース開催までの盛り上がりやドキドキは、やはり他の重賞よりも比べものにならないもので、また今後も同じ雰囲気を味わいたいなと思わせてくれました。
結果は10着ではありましたが、納得のレース内容。結果的に現役最後のレースになりましたが、良いレースで締めくくれたのは非常に良かったと思います。
母として期待
活躍してくれたプリュムドールですが、結果的にタイトルには届かなったのも事実。この悔しい部分は母として次世代へ繋いで、子や孫が母以上の活躍を見せくれたら嬉しいですし期待をしたいです。
一口馬主的には、成長に一喜一憂できたのも楽しかったですし、収支的にもかなり貢献してくれました。とにかく感謝しかありません。また、奥村豊厩舎の方々やクラブにも感謝です。
ありがとう、プリュムドール!