7月12日よりユニオンオーナーズクラブで2024年度の1歳馬募集の一次受付が開始されます。
ゴリたか君は月会費がどうしてもネックでユニオンオーナーズクラブの会員ではありませんが、魅力的な血統の募集馬が多く、いつかは入会をしたいと常々考えているクラブです。
クラブ募集馬の勝ち上がり率を見ると、なかなか難易度の高そうなクラブといったイメージが強いので、相馬眼磨きのために、今回の募集馬から特に気になった馬をピックアップしてみます。
今回一通り募集馬を見てみましたが、ゴリたか君が1番気になった馬はPEGASUS22のサラシーの23です。
募集馬についてのゴリたか君の評価は、☆5段階で評価させていただきます。
☆☆☆☆・・・・けっこう良い馬だと思う
☆☆☆・・・・・普通に良い馬だと思う
☆☆・・・・・・やや厳しそう
☆・・・・・・・厳しそう
サラシーの23
総合評価・・・☆☆☆
3月20日生/矢野牧場生産
一口募集価格 30,000円
預託厩舎 中村直也厩舎
血統面
父はインディチャンプに仏産の母サラシーの配合。サラシーは母として優秀で、日本でデビューした産駒ではアグラシアドが芝1,800〜2,000mで3勝しているほか、ジーティーアグリムはダート1,800mで勝ち上がり、ゴッドヴァレーも芝マイルの新馬戦で2着に入るなど日本適性も十分な裏付けがあります。
牝系はなんと言ってもフランケルが出ているファミリー。曽祖母のレインボウレイクがフランケルの祖母にあたります。近親での大物は出ていませんが、半姉の実績を見る限り活力はあるファミリーだと思います。
血統表を見てみると、クロスはDanzigの5×5のみ。母の産駒はサンデーサイレンス系の種牡馬との産駒が日本で勝ち上がっているのでインディチャンプとの相性も良さそうな印象を持ちます。
馬体面
馬体写真からは全体的にバランスの良さを感じます。つくべきところに適度な筋肉量があり好印象。欲を言えばもう少しトモが大きければより見栄えがするだろうと思いますが、十分な力強さは感じます。馬体の厚みや肩の角度、胴伸びを見ると芝マイルくらいに適性を感じます。
歩様動画を見てみると、スムーズに歩けているように感じますし飛節の伸びも良いと思います。特に気になるところはありません。
測尺からは、やや小柄かもしれないとは思いますがこれからの成長に期待したいところ。
まとめ
以上から、ゴリたか君のサラシーの23の総合評価は星3つ。特別良いと感じるところもありませんが、全体的に悪いところが無い馬という印象。募集価格も考えると魅力的な募集馬だと思います。
その他の募集馬について
その他の募集馬についてはピンとくる馬がいなかったというのが正直なところ。全体的に馬体が小さめな印象で、今後成長してくればまた違った評価になってくるとは思いますが、血統や馬体が良さそうでもそこがネックになるケースが多かったです。
また、コントレイル産駒については悪くは無いと思いますが、募集価格を考えるとリスクのほうが高く感じてしまいました。
そんなこんなで現状では結局1頭しかピックアップできませんでしたが、ゴリたか君が注目しているサラシーの23は一次募集でどの程度人気するでしょうか。また、ゴリたか君の相馬眼が節穴かどうか判断するべく、これからの成長を見ていこうと思っています。