3月17日、ゴリたか君の出資馬ではエース格のプリュムドールが阪神競馬場芝3000mで行われたGⅡ阪神大賞典に出走しました。
結果は惜しくも4着でしたが、ここ2戦の走りに比べるとグッと内容も良かったと思います。
阪神大賞典(GⅡ)
期待と不安の狭間で
過去にステイヤーズステークスで2着の実績があるものの、脚元の不安から長期離脱していたプリュムドール。
復帰後も離脱前ほどの走りが見られない状況がここ2戦続いていました。さらに近況報告でも脚元に不安を残す状況に加え、6歳3月を迎え引退もちらつくという不安だらけの状況でした。
それでも、長距離適正の高さと阪神競馬場での実績を鑑みると、期待もせずにはいられない何とも言えない、不安と期待が入り混じる状況でレースを迎えました。
ただ、出資者の1人としては、もう充分過ぎるくらい活躍してくれたプリュムドールには、結果は何着だろうと無事に良い走りをして欲しいと純粋に思っていました。
プリュムドール復活
レース当日の馬体重は、前走からマイナス8キロと減らしていたものの、パドックの映像を見る限り良い仕上がりに見えました。また、レース前から雨が降り始め、馬場が稍重になったことも、ゴールドシップ産駒のプリュムドールには追い風に思えました。
人気は7番人気とそんなでもない人気ではありましたが、好条件が重なったことで、前日まで着順には拘らないと決めていたゴリたか君もワンチャンあるなと期待せざるを得ない状況でした。
迎えたレースではスタートも悪くなく、中団やや前方のイン側でブローザホーンを前に置きながらの展開。スタート後に頭を上げていきたがるような場面も少しだけありましたが、前走行き脚が悪かったことを考えればやる気があるとプラスに捉えながら道中観ていました。
勝負所では手応えはまずまずな感じに見えましたが、最終コーナーを周ってくるころには良い感じにポジションをあげられそうな位置にいました。ストレートでは外に出すときに窮屈そうになる場面もあり、ややスムーズさに欠けた感じはありましたが、それでも最後までしっかり脚をつかい見事に4着。
春天も期待して良いですか?
今回勝ったテーオーロイヤルは他を寄せつけない強さでしたが、2着のワープスピードとは差のない4着でスムーズなら2着もあったかもと思わせてくれる内容にとても興奮しましたし、戦前の不安が多かった状況を考えると、プリュムドール復活と言ってもよいレース内容だったと思います。
クラブHPのレース後の和田騎手のコメントでも、春の天皇賞でも勝負になりそうな嬉しいコメント。脚元の状態が最も気になるところではありますが、春の天皇賞への出走も期待が膨らみます。またその時には和田騎手が続戦してくれたらなお嬉しいです。