ゴリたか君の一口馬主出資馬では、7月6日に東京サラブレッドクラブで出資しているルージュアマリアが函館の新馬戦でデビューしました。ゴリたか君はこの世代は5頭に出資していますが、今年はルージュアマリアが一番最初のデビュー。
結果は2着ともう少しで新馬勝ちが見えるところだっただけに悔しいところもありますが、とりあえずは悪くない走りに一安心。今後がますます楽しみになりました。
2歳新馬戦
7月6日に函館競馬場の芝1200mで行われた2歳新馬戦に、東京サラブレッドクラブで出資しているルージュアマリアが出走。
期待と不安のなかで
23年産の募集も始まっている中、22年産世代のルージュアマリアが函館でデビューを迎えてくれました。この世代は5頭に出資していますが、育成状況を見てみるとルージュアマリア以外はまだまだデビューに時間がかかりそうな感じなので、ルージュアマリアはその点仕上がりが早く楽しませてくれています。
ルージュアマリアは近親にワールドプレミア等活躍馬多数で血統的に魅力だったのと、募集時の歩様動画がかなり良くみえたこと、ノーザンファーム育成と魅力が沢山で期待して出資した一頭。馬体が小柄なぶん仕上がりが早いということもあると思いますが、ノーザンファームで育成されているころから順調に育成が進んでいたので無事函館デビューに間に合いました。記憶が正しければゴリたか君の出資馬史上一番早いデビューになると思います。
函館へ直接入厩してゲート試験からデビューまで調整されてきましたが、追い切りのタイムを見るとそこまで期待して良いのか微妙な感じがあり、レース本番を迎えるまではポテンシャルがわからず、もしかすると凡走する可能性も捨てきれませんでした。
小柄な馬なので馬場が渋ると不利かなと思っていたので、レース当日の馬場が良馬場だったのでそこでまずは少しホッとしました。ゲートもちょうど真ん中くらいの6番スタートも好材料。鞍上もゲート試験から追い切りも乗ってくれている永野猛蔵騎手が騎乗でこちらも好材料。パッドックを見ても体調は良さそうで、あとはレース本番での走りがどうかというだけといったところ。
上り最速で追い上げ2着
迎えたレースではスタート自体は悪くなかったように見えましたが、二の足がつかずに後方からの競馬に。道中もおっつけ通しに見えますが、なかなか位置を上げていけません。1200mということもありこれは厳しいかなと思いながら見ていました。
とはいっても、育成時に瞬発力で勝負するタイプと言われていたルージュアマリア。望みは捨てずに見ていると、最終コーナーからストレートにかけて馬群に追いつきます。前が壁でここまでかと思いましたが馬群の間を突くと一気に追い込み2着でゴール。1着のピコローズには1馬身及びませんでしたが、上り最速の脚を見せてくれましたし、デビュー戦ということを考えれば十分に見どころのある内容だったと思います。
今後の活躍に期待
レース後の騎手のコメントでも気性的な幼さを指摘されているものの前向きなコメントをしていますし、黒岩調教師のコメントでは札幌で中一週で続戦を検討しているとのことです。
追い切りタイムを見てもまだ上積みを期待できそうですし、次走がますます楽しみです。
総括
ゴリたか君が一口馬主で一番ドキドキするのはやはりデビュー戦です。どれだけ期待していてもレースで走ってみないことには分からないことが多いですし、その点ではルージュアマリアは十分合格点をあげられるデビュー戦だったと思います。
この世代はまだ4頭デビューを控えておりその度にドキドキするとは思いますが、まずは1頭しっかり走れそうな出資馬が世代でいるのが分かる点ではかなり安心材料です。
さて、今週は日曜日にもゴリたか君の出資馬レアグリフォンが出走を控えています。昇級初戦のレアグリフォンは3連勝がかかりますが、ここ2戦の走りからは期待のほうが大きいです。ルージュアマリアもデビュー戦でしっかり走ってくれましたから、レアグリフォンにはスカっと勝ってほしいです。