6月14日、京都サラブレッドクラブのサイトにてNARの馬主資格免許取得のお知らせがありました。
早速、即戦力として22年産の3頭を特別記念として募集されるとのことで、常々地方所属馬への出資を企んでいるゴリたか君にとっては嬉しいニュース。
詳細はまだわかりませんが、今回募集の3頭はベーシッククリアランス会員として出資できそうな感じなので、22年産世代でベーシッククリアランス会員のゴリたか君にとっては会費負担を増やさずに出資できそうなところも非常に魅力的。※このあたりは、未だハッキリしないので間違えてたらごめんなさい
そんなこんなでかかり気味のゴリたか君は、早速字面からの出資検討を進めてみようと思います。
牡馬
ピクニックランチの22
4月22日生/村上進治生産
募集価格総額 4,400,000円(口数未定)
父エポカドーロに母は4戦して未勝利のピクニックランチの配合。ピクニックランチの産駒でデビューしているのは半姉のユウユウピクニックのみで、ユウユウピクニックは浦和で1勝。
血統表を見てみると、サンデーサイレンスの4×3とMr. Prospectorの4×4、Shirley Heightsの5×5のクロスを持っています。父も母も芝のイメージがありますが、父母父はフォーティナイナーですから、ある程度適性はあるかもしれません。
結構優秀なファミリーに属していて、祖母のサンデーピクニックは海外重賞で勝った実績があるほか、国内でも2勝。叔父のトーセンキャプテンはアーリントンCと函館記念を勝っており、従兄弟のカオスモスはアーリントンCとダービー卿チャレンジでそれぞれ2着の実績があります。
正直、母の実績的にも血統表上からの印象も、自信を持って地方競馬が合うとも合わないともいえないところがありますが、そのあたりは馬体を見て判断するしかないのかなと思っています。
父エポカドーロは現役時代に好きだった馬で、種牡馬としても注目しており、エポカドーロの産駒という点は魅力的な一頭です。
ネオザスティングの22
1月17日生/高橋ファーム生産
募集価格総額 4,400,000円(口数未定)
父ラニに母はダートで1勝しているネオザスティングの配合。ネオザスティングからは園田で5勝しているサマーフィールドが出ていますが、他の産駒は低調。全兄は2頭いますが、いずれも未勝利なのがかなり引っかかる部分です。
血統表を見てみると、サンデーサイレンスの3×4とHail to Reasonの5×5、Mr. Prospectorの5×5のクロスを持っています。
牝系を見てみると、4代母のダイナアクトレスは重賞を4勝。ダイナアクトレスはスクリーンヒーローの祖母にあたります。曽祖母のプライムステージは重賞2勝し、産駒には重賞2勝したアブソリュートがいます。
祖母からのファミリーでは、現状特に大きい活躍をした馬は出ておらず、少し活力も薄そうな感じはしてしまいます。
字面からだと、結構厳し目の印象があります。血統表を眺めていると、ダート向きの配合で良さそうにも見えますがいかんせん全兄の成績を考えると出資は難しいかもしれません。
牝馬
アンドトゥモローの22
4月29日生/村上進治生産
募集価格総額 4,400,000円(口数未定)
父トゥザワールドに母は門別で2勝しているアンドトゥモローの配合。アンドトゥモローはJRAでも掲示板には入っているので悪くない成績だと思います。
アンドトゥモローの産駒は2頭デビューしていますが、ホイッスルベルトは金沢で8勝していますが、アドマーニは未だ2戦して2桁着順が続いている状況で、母としての評価は微妙な感じ。
血統表を見てみると、サンデーサイレンスの3×4とNureyevの5×4、Northern Dancerの5×5クロスがあります。
牝系は良く、4代母のスイーブからはロンググレイスが出ています。祖母のキストゥヘヴンは桜花賞を制していますし、叔父にはダービー卿チャレンジを勝ったタイムトゥヘヴンがいます。
半兄のアドマーニの成績をみると少しリスキーな感じもしますが、良血馬ですしこの募集価格で地方でならという気もします。馬体を見るのが楽しみです。
総括
今回、追加で募集される3頭を字面から検討してみましたが、ピクニックランチの22とアンドトゥモローの22は一長一短があり面白いですね。
あとは馬体次第ではありますが、現時点ではどちらか1頭は出資を前向きに検討したいと思っていますので、今後公開される情報を楽しみにしたいです。