ゴリたか君のPOG指名馬探し⑭ ノースヒルズ生産馬編

POG

一口馬主に役立つ相馬眼磨きの為、24〜25年度よりPOGを再開してみたいと思ってるゴリたか君。毎回新年度POGにむけ指名馬リストを少しずつ準備しています。14回目の今回は、3冠馬コントレイルを輩出しているノースヒルズの生産馬からPOG指名馬候補を探してみます。

当ブログにおける分析記事は、私ゴリたか君の個人的な主観をもとに記事にしたものであり、成果の保証はできません。馬券の購入や一口募集馬への出資等はご自身の判断にてお願いいたします。 また、読者の皆さまにとって望まない表現が出てくる可能性もございますが、予めご了承ください。

指名馬候補検討

ノースヒルズの生産馬といえば、まずは2020年の3冠馬コントレイルが思い浮かびますが、日本ダービーは2014年のワンアンドオンリー、2013年のキズナが勝っておりPOG指名馬を探す上では重要な生産牧場です。

POG関連本で馬体写真を見ても、どの馬もすごく良さそうに見えます。そんな中でも特に良いと思った馬を牡馬・牝馬それぞれ2頭づつピックアップしてみました。

期待度
☆☆☆・・・・・上位指名候補
☆☆・・・・・・指名候補
☆・・・・・・・指名リストアップ

牡馬

リギーロ

期待度・・・☆☆

父 キズナ/母 エディン

生産 ノースヒルズ

預託厩舎 栗田徹厩舎

芝で3勝、ダートで2勝を挙げている母エディンと父はキズナでノースヒルズ生産馬同士の配合。リギーロの全姉のアブレイズは、GⅢフラワーCを勝っています。ただ、アブレイズの他に全兄と全姉が1頭づついますが、いまいち成績がパッとしていないところが少し判断を難しくします。

牝系を見てみると母エディンの叔父にはアルゼンチン共和国杯と京都記念のGⅡを勝っているトレイルブレイザーも出ています。近親を見てみると、勝ち上がる馬の確率は低めですが、走る馬は良く走っている印象があり当たりはずれがありそうな印象を持ちます。

馬体を見てみますと、全体的にバランスが良く肉付きもつくべき所にしっかりついていながら重くるしくないところが素晴らしいと思います。血統的には中距離くらいと思いましたが、肩の角度や胴伸びからは、マイル~2000くらいが良さそうな感じがします。トモも大きく馬体は悪いところは見えません。

以上から、馬体を見るととても良い馬に見えますが、血統的に当たりはずれがありそうなところが難しいところ。POG指名馬としてリストアップするのに星1つ評価にするか2つ評価にするか迷いましたが、馬体の良さを信じて指名馬候補としてリストアップしておきます。

マンオブノーブル

期待度・・・☆

父 キズナ/母 キトゥンズクイーン

生産 ノースヒルズ

預託厩舎 池江泰寿厩舎

母は米産馬で米GⅠダイアナSで3着実績があるキトゥンズクイーン。マンオブノーブルはそのキトゥンズクイーンに父キズナの配合です。キトゥンズクイーンの産駒はデビューした3頭中2頭が勝ち上がっており、中でもトゥデイイズザディは芝で4勝しています。

配合的には、父キズナに母父Kitten’s Joyと同じ血統構成の馬は2頭デビューしていますが、2頭とも勝ち上がっているので好印象を持ちます。キトゥンズクイーン自身も産駒の勝ち上がり率が高いので信頼性が高い配合といえるのではないでしょうか。

馬体を見てみると全体的にバランスが良くトモのボリュームもありそうな印象です。肩の角度や脚の長さを見ると距離はマイル~長くて2000までくらいが向きそうな感じがします。5月生まれということもありますが、3月末時点で430kg台とやや小柄なところが少し気になります。

信頼性が高そうな配合に良さそうな馬体ではありますが、距離の融通性とサイズ感がやや小柄なところがある分、POG検討ではやや評価を割り引いています。

牝馬

アンビアンス

期待度・・・☆

父 キズナ/母 クリアリーコンヒューズド

生産 ノースヒルズ

預託厩舎 清水久詞厩舎

米産馬の母クリアリーコンヒューズドと父キズナの配合。アンビアンスの全姉には芝で4勝したほか牝馬クラシック3戦すべてに出走したフィオリキアリがいます。血統表をみると5代前までクロスが発生していないアウトブリードの配合になります。

馬体を見てみると首が太めでパワフルな印象を受けますが、全体的にはバランス良く好馬体に見えます。芝1400~2000で勝った実績があるフィオリキアリ同様、肩の角度や胴伸びからは同じくらいの距離を走れそうな印象を持ちます。トモも良い形状をしているように感じます。3月末時点では馬体重430kg台とやや小柄なところがあるようですね。

以上から、血統面・馬体面ともに悪くない印象を持ちますが、POG候補としてリストアップするにはもう一要素くらい欲しいところがあり星1つの評価にすることにしました。

ドゥアムール

期待度・・・☆

父 ロードカナロア/母 ルシュクル

生産 ノースヒルズ

預託厩舎 中竹和也厩舎

母は芝短距離で3勝を挙げているルシュクルに父ロードカナロアの配合。母ルシュクルの産駒は仕上がりが早い馬が多くビアンフェとブランボヌールがGⅢ函館2歳Sを勝っています。ドゥアムールの全姉ロータスワンドも6月の新馬戦で勝ち上がり函館2歳Sへ出走しています。

馬体を見てみると胴が詰まった体形で血統通りのスプリンタータイプに見えます。トモが大きくいかにもスピードがありそうに見えるのは好感が持てます。おそらく距離は長くてもマイルまでだとは思いますが、そこがPOG的にどう捉えるかだと思います。

POG指名馬としては、指名するかどうか判断に迷うところですが、仕上がりが早いのはPOG的にはとても有利なところもあるはずです。馬体も良さそうなので、マイルくらいまで対応できれば面白そうな存在ではあります。下位指名しても面白そうなので、リストアップはしておこうと思います。

まとめ

ノースヒルズの生産馬からPOG指名馬候補を探してみましたが、第一印象はまず写真が綺麗に撮れててPOG本に写真が掲載されていた馬は全頭良くみえるので困りました。また、配合的にはやはりキズナ産駒が多いですね。

馬体写真がPOG本頼みだったので検討する母数は限られましたが、今回は中でもリギーロが良い馬に見えました。

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