今回は、京都サラブレッドクラブから募集されているハニーパイの2022について出資検討をしてみます。
今年は出資馬がしっかり稼いでくれているのもあり、出資頭数の増加と京都サラブレッドへの入会も視野に入れていることから、気になるこの馬をターゲットに見ていきます!
馬体
京都サラブレッドさんの募集馬写真は見栄えが良く、どの馬も良さそうに見えますね。
ハニーパイの2022の募集時の写真を見ると全体的にバランスが良さそうで好みの馬体です。細かくみるとやや首が高いのが気になりますが、首自体は力強さが感じられつつ太すぎずで許容しても良いかなと思っています。背中のラインも綺麗ですね。お尻の形も丸尻でトモも悪くないですし、お腹もプックラとしていて飼葉も良く食べそう。
脚を見ると、ダート血統にしては繋ぎの角度が寝ているところとやや長いのが気になってしまいます。ただ、動画で歩様を見る限りでは柔らかそうな感じでもないのでここだけで嫌わなくても良いかなと言ったところです。
顔はなかなか可愛いですし、大きすぎなくて好みです。
懸念材料としては募集時の即尺では小柄なところです。この馬はダート馬だと思うので、ある程度の馬格は必要でしょうから、ここは成長を期待するしかないですね。
全体的な馬体評価としては、バランスは悪くないがダート馬としては少し心配な点があり、手放しで出資に踏み切れる材料に乏しいところがあります。
5段階評価にすると、☆☆☆です。
評価基準
☆4・・・馬体は良い
☆3・・・馬体だけでは判断できない
☆2・・・血統等他が良くないと厳しい
☆1・・・出資を見送りたい
血統
エーデルワイス賞に勝ったNAR最優秀2歳牝馬の母に、ケンタッキーダービーを制するなど米で活躍したカルフォルニアクロームを父にもちます。
父母ともにダート実績があり全兄のハリウッドブルースもダートで走っていることから、やはりハニーパイの2022もダートが主戦場になると考えられます。
カルフォルニアクローム自身は芝実績もありますが、母父サウスヴィグラスですので、スピード兼備のダート馬に成長してくれるのが理想でしょうか。
懸念材料としてはカルフォルニアクロームの日本国内での実績がまだあまり無いことと、ボトムラインの活力もあまりなさそうなところです。
プラス材料は、全兄のハリウッドブルースが、そこそこ良く走っているところで、父と母の相性は悪くなさそうなところが挙げられます。
成長過程
クラブHPの近況状況では、2024年3月6日更新で15-15をこなしているようで、概ね順調とみて良さそうです。
馬体重は2月で438キロ。馬体もまだ成長途上のようですが、馬格は欲しいのでもっと成長して欲しいところ。
過去の更新でもスピードはありそうなコメントもあり、字面だけではありますが、ここまでは良い過程に感じます。
また、昨年末ぐらいまでは気性の幼さもコメントされてましたが、現状はどうなのか気になるところです。
預託厩舎
管理予定は栗東の中尾厩舎です。ゴリたか君は今までの出資馬で中尾厩舎にお世話になっていない為ここではあまり語れることもありませんが、ここ数年の実績からはマイナスなイメージはありません。
活躍期待度
長々と書いてきましたが、ゴリたか君のハニーパイ2022の活躍期待度は、「1勝クラスでコツコツ稼いでくれるかも」です。
募集価格は手頃ですが、ランニングコスト等考えると回収は少し難しいかもしれませんね。2024年3月時点ではまだ様子見できそうですし、成長をチェックしながら出資検討を継続します。