思い出のレース(レッドサーシャ新馬戦)

活動記録

ゴリたか君が出資した馬達の思い出のレースを振り返ります。今回は、レッドサーシャが新馬勝ちしたレースを振り返ります。

初の出資馬 レッドサーシャ

一口馬主生活のスタート

競馬が好きだった私は、いつか一口馬主をはじめたいとは思っていたものの、踏み出せずに何年も経っていました。当時30代半ばで独身、趣味も競馬とゴルフのみだった私は少し生活にも余裕ができ、一口馬主をスタートさせることにしました。本当は、18年産の馬からスタートするつもりでしたが、一口馬主の勉強のため、お試しで出資したのが東京サラブレッドで募集されていたレッドサーシャでした。

出資理由は深く考えず、ディープインパクト産駒のスピルバーグを父に、母父にガリレオをもつレッドサーシャに単純に興味をもったことがレッドサーシャを選んだ理由。あまり人気が無かったようで口数も結構残ってたのも理由でした。そんな、あまり良く分からない状態で出資したレッドサーシャでしたが、デビュー戦では素晴らしいレースを見せてくれたのです。

想像以上の人気に高まる期待

迎えた2020年の2月22日、東京競馬場で行われた3歳新馬戦でレッドサーシャは内田博幸騎手を背にデビューします。調教ではそこそこのタイムで走れていたので、8着以内で満足するべきかなと思いながらレース当日レース観戦に望みました。

私自身は、あまり期待しすぎないようにしていましたが(期待し過ぎてガッカリしたくなかったのが本音ですが)、3番人気と想像以上の人気にやはり期待をしてしまったのを覚えています。それでも、掲示板に載れば御の字かな程度でした。

絶望からの鮮やかな差し切り

今でも出資馬のレースで1番緊張するのは新馬戦ですが、初の出資馬であるレッドサーシャの新馬戦は人気もあったのでなおさらドキドキしながら観てました。

スタートは出遅れたものの、そんなに影響は無さそうな展開、やや控えた位置で追走していて悪く無さそうな雰囲気で最終コーナーをまわります。が、手応えよく前の馬を追走するものの、前が開きそうになく、あー!っと絶望感を感じたその時、内田騎手に外へ出されたレッドサーシャは素晴らしい脚で内にいた馬達を次々と抜き去って行きます!やった、これは掲示板か、いや、馬券内もあるぞとどんどん欲が出てきたのをハッキリ覚えてます。そしてゴール前ギリギリのところで先に抜けだしていたブラックアモーレをクビ差で捉えたのです。

思ってもみなかった(レッドサーシャには失礼ですが)結果に、しばらく震えが止まらなかったのを今でも鮮明に覚えています。

次走は初の重賞出走へ

見事に新馬勝ちを見せてくれ、私にも一口馬主初勝利をプレゼントしてくれたレッドサーシャは、次走フローラSへ駒を進めます。初めての出資馬が重賞へ出走するだけで、とても嬉しい気持ちにさせてくれたし、幸運だったと思います。

レッドサーシャの新馬戦快走こそ、今だに一口馬主を続ける原動力であることは疑いようがありません。

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