今週のゴリたか君の一口馬主出資馬では、ルージュエリシアが土曜日の3歳未勝利戦に出走しています。
残念な結果とはなりましたが、収穫も多いレースになった一戦だと思います。
3歳未勝利戦
5月11日に新潟競馬場の芝1400mで行われた3歳未勝利戦に、東京サラブレッドクラブで出資しているルージュエリシアが出走しました。
芝2戦目で試金石のレース
陣営は前走でこれまで6戦してきたダートから芝へ路線変更。その芝の初戦は勝ち馬から0.2差の4着と、芝への適性を示した一戦となりました。
しかしながら、相手に恵まれた印象がかなりあり、着順はあまり参考にならないレースだったとゴリたか君は考えていました。
その点今回は、アンナバローズやヤブサメなど力がありそうな馬が出走しており、ルージュエリシアの現時点での力を測るには良い一戦になります。
仕上がりは悪くなさそう
今回は権利を持っていたので調教過程も悪くなさそうな印象を持っていましたが、パドックでの歩様を見ても軽快に歩いているように見え、馬体重も前走からマイナス2キロで仕上がりは悪くなさそう。
レース前の近況情報では、栗田調教師のコメントで荒れた馬場への懸念がありましたが、これまでダートで走っていた馬ですからゴリたか君はさほど心配していませんでした。
勝ちに行った内容
迎えたレースではスタートも無難にきめ、ジョッキーに促されながらも前目の良いポジションを確保。
ペースはやや早めですが、決め手に欠けるルージュエリシアには勝つにはこの位置取りは仕方のないところでむしろ好印象。
割と早めに追い出されると反応も悪くなさそうに位置を上げはじめ、ここは継続騎乗の荻野極騎手が上手く乗ってくれている。
最終コーナーでも悪くない手応えで直線に入りますが、その後は伸びず結果はトップから0.8差の8着に終わりました。
見えたこと
結果的に、速めのレースペースで差しが決まる展開がルージュエリシアに向かなかったところがありましたが、結果的には今後に繋がる内容だったと思います。
ダートより芝
今回のレースでは位置を取りに行った分、最後はバテた印象はありましたが、やはり芝の方がパフォーマンスは良さそう。
レース後の陣営のコメントでも荒れた馬場も苦にするところがありそうですし、馬体を見ていても非力な感じがするルージュエリシアにはダートは向かないことはハッキリしたと思います。
距離は1200がベスト
ダート戦でもそうでしたが、好位が取りやすいようにレース距離を延ばすと逆に最後は止まってしまいます。
芝での距離延長でも同様でしたので、恐らく単純に使えるスタミナが不足しているとゴリたか君は考えています。
前走の1200では最後までしっかり走れていたことを考えると、ルージュエリシアには1200しか選択肢が無いように思えます。
陣営は次走は1200に向かうとコメントしていますから、ここはプラスに捉えたい所です。
展開が向けばチャンスあり
レース後の荻野極騎手のコメントでは、展開や相手次第にはなるものの、勝ち上がりのチャンスはあると言ってくれています。
多少のリップサービスはあると思いますが、今回も展開次第ではもう少し着順も良かったと思いますし、内容自体は悪くないと思います。
今回の騎手のコメントはゴリたか君の考えと一致しており、その点は嬉しいところ。
次走はルージュエリシアにとってベストに近い条件で体制を整えて望んでくれるでしょうから、あとは展開次第で十分勝ち負けできると期待しています。
総括
今回のレースでは勝ちまで意識していましたので残念な結果でした。
それでも、今後のルージュエリシアの方針については陣営のコメントとゴリたか君の考えも一致していますし、その点では次につながるレースだったと思います。
ゴリたか君の他の出資馬もしばらく出走予定が無く、今月はこの一戦のみの出走になりそうですが、もう少しで日本ダービーもありますし、少しの間は一口馬主目線から外れたところから競馬を楽しみたいです。
