出資馬レース回顧 天皇賞(春)・谷川岳S

出走記録

ゴリたか君の一口馬主出資馬では4月28日、プリュムドールがGⅠ天皇賞(春)に出走。また、ルージュエクレールはリステッド競走の谷川岳Sに出走しています。

今回プリュムドールが天皇賞(春)へ出走してくれたことで、ゴリたか君は一口馬主活動6年目にして、初めて出資馬がGⅠレースに出走を果たしたメモリアルな一日となりました。一口馬主を初めるまではGⅠへ出走することがこんなに大変なことだとは正直思ってもみなかったですが、こうして出資馬が出走を果たしてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

本日の出資馬の結果自体は正直残念な結果には終わりましたが、レースを回顧してみようと思います。

プリュムドール

天皇賞(春)

4月28日に京都競馬場の芝3200mで行われたGⅠ天皇賞(春)に、ノルマンディーオーナーズクラブで出資しているプリュムドールが出走しました。

出られるかどうか微妙なとこからの出走

前走の阪神大賞典後、陣営は早々に天皇賞(春)への出走を表明していましたが、出走を表明した当初からプリュムドールの賞金が不足気味であることは懸念材料でした。

例年であればフルゲート割れの年もあったりするのでたぶん大丈夫だとは思っていましたが、想定を見るとずっと当落ギリギリだったので出走が確定するまでずっとヒヤヒヤする毎日を過ごしていました。それでもなんとかギリギリ出走が確定し、いよいよゴリたか君出資馬のGⅠ初出走が決まります。

ネットの記事を読みあさったりTV番組を録画しまくる

レース前はとにかくプリュムドール関連のネット記事を検索して見てみたり、各テレビ番組の天皇賞(春)特集を録画して繰り返しみたりして過ごしました。これだけ一つのレースを楽しみにして過ごすのは、レッドサーシャが初めて重賞へ出走したフローラステークス以来です。

各メディアでの予想はある程度想定していた通りプリュムドールの評価は軒並み低め。それでも穴候補で上げてくれている方もいたりして見ていて楽しかったです。

仕上がりはかなり良さそう

阪神大賞典後はチャンピオンヒルズへ短期放牧へ出された後に栗東トレセンで調整されていましたが、前走で懸念されていた脚元も大丈夫そうでまずは一安心。気になる追い切りも1週前からレースで騎乗予定の和田騎手が騎乗してくれ一杯に追われるなどかなり順調そうに見えました。

また、GⅠ出走ともなるとJRAのサイトでも最終追い切りが映像で公開されているので、それだけで嬉しかったです。最終追い切りの内容も良さそうで、仕上がりは今までで一番良いと思える程でした。

出走確定後のクラブサイトでの近況報告では奥村豊調教師のコメントがとても長く、いつもそれだけで良い厩舎だなーと思います。

結果は健闘の10着

迎えたレース当日はNHKの中継で観戦。パドックでは外目を元気よく周回していて悪くなさそうに見えます。なぜかNHKの中継で観ていることに感動。正直一口馬主を初めてからずっとこれに憧れていました。

枠順に関しては内枠有利のレースと言われるなかで、プリュムドールは2枠3番ゲートという理想的な枠。人気は12番人気でしたが、正直実績的には仕方ないので気にしませんでした。レース前まで自分が走るわけではないのにめちゃくちゃ緊張。オッサンになると普段緊張することも少ないので新鮮です。

レースではスタートも悪くなく、思っていたよりも前に位置し内枠のサリエラの後ろに控え中段前目でレースを進めます。ロスの無い内目をずっと回っており非常に順調にレースを進めます。

最後のコーナーでも周りの仕掛けに遅れることなく、理想のカタチでホームストレートをむかえます。しかし、プリュムドールの健闘もここまで。最後は伸びず10着でゴール。スタミナがあるプリュムドールも今回ばかりは脚が残っていないように見えました。

それでも、ゴリたか君は10着に入ったプリュムドールが誇らしいです。JRAの配当を見ても11着以下と10着では金額が全然違いますし、ただ参加しただけではない結果だと出資者の一人として胸を張れます。

今後はどうなるのか

クラブサイドと陣営がどのような判断するか分かりませんが、本来であれば6歳なので引退時期ではあります。ゴリたか君としてはしばらく適距離のレースも無いのと今までかなり頑張ってくれたので、ここで引退でもいいかなと思うところはありますが、現役続行だとしても決まった方針を尊重し見守っていきたいと思います。

ルージュエクレール

谷川岳S

4月28日に新潟競馬場の芝1600m外回りで行われたリステッド競走の谷川岳Sに、東京サラブレッドクラブで出資しているルージュエクレールが出走しました。

オープン入りを果たしたものの

ルージュエクレールは昨年9月に3勝クラスを勝ちオープン入りを果たしましたが、オープン入り後はGⅢの競走へ2戦出走しましたが、結果は14着・10着とあまり良い結果は残せていません。

ただここ2戦は明確な敗因(出遅れ癖・道悪が苦手)もハッキリしていたため、その部分が解消すれば結果が改善されると期待をしていました。

開幕週の新潟での出走に期待

今回陣営が出走を予定したのは、開幕週の新潟で開催される谷川岳S。天気が悪くならなければ馬場も良い状態で走れますし、直線の長い新潟なら少々の出遅れでもリカバリーできそうで悪い選択ではないように思いました。

今回はリステッド競走ではありますが、前回までのGⅢレースに比べれば相手関係も楽になります。当然、ゴリたか君としては勝ちまで意識するレースです。

見どころなしの11着

今回は江田照男騎手が初騎乗。今年は未だ1勝も挙げておらず少々不安が残る鞍上ではありましたが、実績はある騎手ですしルージュエクレールで今年の1勝目を挙げてほしいと思っていました。

追い切りも悪くなかったですし、当日の馬体重も前走から-2kgと悪くなさそう。

レースでは、懸念していたスタートで相変わらず出遅れますが今回は許容範囲。いつも通り後方からの競馬となります。最終コーナーを回り長い直線に入ったところで外に持ち出されますが、伸びがいまいち。前との差が縮まらないまま11着でゴール。

直線が長い新潟外周りでなら、と期待していましたが結果的には開幕週で内側の馬場も良かったので脚色が一緒になってしまいました。それでも後ろに控えていた分、上り3Fでは最速でなかったので今回はもやもやする内容です。

メンタルの問題は困る

クラブサイトで公開されたレース後の騎手のコメントでは、気持ちが入らなかったのが問題とのこと。一口馬主をやっていて正直一番困るのがメンタルの問題です。こればかりは馬の気持ちがわからないので、次走きちんと走ってくれるかわからないので心配しかできません。

ここにきてズブいところも出てきたようなので、陣営は次走以降のレース選択が気になりますが、引退まであまり時間もないと思うので、次はしっかりしたレースぶりでまずは安心させてほしいです。

総括

結果的には2頭とも残念なレース結果でしたが、一口馬主の良いところと悪いところ両面を味わえた週末でした。

来週は出資馬の出走予定はありませんが、ルージュエリシアが5月11日の未勝利戦の出走を予定しているので、まずはそこが楽しみです。

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