ゴリたか君がささやかな趣味として楽しんでいる「一口馬主」について説明します

一口馬主とは

一口馬主について説明します

一口馬主は「商品ファンド」の一種

ゴリたか君がささやかな趣味として楽しんでいる「一口馬主」について説明します。


一口馬主は、一口「馬主」と表現されていますが、正確には「馬主」ではありません。
クラブ法人から募集された競走馬に対し複数人(クラブによって違いはありますが、40口~5000口等)が分割して出資して運用される「商品ファンド」の一種です。

出資者は分割された口数をもとに預託料などの維持費を分割して支払い、競走馬が稼いだ賞金を分割して受け取ることで「馬主」の「疑似体験」ができます。


馬主の疑似体験ができる

競馬が好きな方であれば、一度は馬主になってみたいと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。

しかし、馬主になるには所得や保有資産等に高い要件があることでなかなかなれるものではありません。その点、一口馬主であれば馬主の資格をもっていない方でも一般的な収入があれば始められる趣味として人気です。

ただし、一口馬主はあくまで馬主ではないため、クラブが提供する一部のサービスを除き馬主としての権利はありません。例えば、出走するレース選択などの調教師との間でされる方針の決定などは募集クラブ側が行うため、一口馬主として決められた方針に対しては見守ることしかできません。


それでも、募集クラブによってサービスに差はありますが、月に数回クラブホームページで募集馬について情報更新があったり、レース出走前後には調教師や騎手のコメントも掲載されたりする等、自分が出資した馬の成長・活躍を見守ることができます。


ファンドの仕組みについて

一口馬主は法的には「金融商品」として扱われ、金融庁より健全な運営が監視されているものです。このあたりの詳細については、各募集クラブのホームページ等をご覧いただくほうがわかりやすいと思います。


簡単にファンドの仕組みを説明すると、基本的に各募集クラブは「愛馬会法人」と「クラブ法人」の2法人により成り立ち、一口馬主の会員が実際に出資契約から賞金配当等やりとりするのは「愛馬会法人」で、この「愛馬会法人」が馬主として登録されている「クラブ法人」に対して競走馬を現物出資する仕組みで運用されています。