ノルマンディーOC 23年産2次募集馬 出資検討  牡馬 血統版

出資検討

ノルマンディーオーナーズクラブのサイトにて23年産2次募集馬についてラインナップの発表がありました。

ゴリたか君の過去ノルマンディーさんの2次募集馬に関しては、現時点までにデビューした出資馬が散々な結果に終わっており、決して相性の良い募集とはいえませんが、兎にも角にもまずは牡馬の出資検討を字面から進めて行きたいと思います。

当ブログにおける分析記事は、私ゴリたか君の個人的な主観をもとに記事にしたものであり、成果の保証はできません。馬券の購入や一口募集馬への出資等はご自身の判断にてお願いいたします。 また、読者の皆さまにとって望まない表現が出てくる可能性もございますが、予めご了承ください。

牡馬

ゴートゥートラベルの23

2月3日生/YMホースレーシング生産

父ロゴタイプに母は芝2,000mの未勝利戦で3着までのゴートゥートラベルの配合。ゴートゥートラベルの23が初仔となります。

非常に優秀なファミリーに属しており、叔母には桜花賞馬ジュエラーがいるほかフィリーズレビューを制したワンカラットや従兄弟にはアラタがいたりします。

配合的には似たような距離適性同士の配合だと思いますし、芝のマイル〜2,000mくらいを狙った配合かと思います。

サンデーサイレンスの3×4も良いと思いますし、字面では悪くない印象を持ちます。馬体面や募集価格によっては魅力的な一頭になりそうな気がします。

サイエンの23

3月11日生/二風谷ファーム生産

父ミスターメロディに母は芝1,200mで新馬勝ちしたサイエンの配合。サイエンの産駒では1頭デビューしていますが、成績は正直イマイチな印象。

牝系は曽祖母のボブズディレンマから日経新春杯を勝ったトウカイワイルドが出ていますが、叔父叔母の成績を見るとやや当たり外れがありそうな印象を持ちます。

父ミスターメロディで短距離向きの配合だと思いますので、狙いが明確なのは好印象。

字面からはそこまで悪くない印象です。募集価格と馬体面次第では出資候補になりうるかなと思います。

サウスクイーンの23

3月10日生/武田修一生産

父ヘニーヒューズに母は現役時代に地方で9勝した実績をもつサウスクイーンの配合。サウスクイーンの産駒では、南関東で走っている初仔のオレイニウタイマスがいますが成績はまずまずといった印象。

牝系はサウスヴィグラスが出ている系統に属しており、近親でも地方で走る馬が多い印象。

父ヘニーヒューズの配合で、ダートでの活躍を狙った配合かと思います。

字面では地方競馬のほうに適性がありそうに感じますが、ヘニーヒューズの産駒には一度出資してみたいと考えているので、結構気になる一頭です。

スカイソングの23

3月10日生/HomeyFarm生産

父レッドファルクスに母は現役時代ダートで2勝を挙げた実績を持つスカイソングの配合。スカイソングの産駒ではエゾノカズマが地方で走って未勝利。

近親には地方競馬で15勝したヒロノカイザーがいますが、やや強調材料に乏しい印象がある系統だと思います。

配合的にはダート短距離〜マイルくらいを想像します。

母の現役時代の実績はあるものの、字面からはやや厳しめな印象を持ちます。

タニノジュレップの23

5月24日生/岡田スタッド生産

父ミッキーグローリーに母はダート短距離で3勝した実績があるタニノジュレップの配合。タニノジュレップは母として兵庫ジュニアグランプリを制したローズジュレップを輩出。

母がやや高齢での産駒ではありますが、先日1歳上のライラが勝ち上がっているので、活力に関してはそこまで気にしなくても良いかなと思います。

牝系はタニノギムレットが出ている系統で、ゴリたか君としては過去1番の良績を挙げた出資馬のプリュムドールも属している馴染みの系統でもあります。

父がミッキーグローリーに変わったところをどう捉えるかが難しいところですが、適性的にはダートの短距離〜マイルくらいを想像します。

正直なところ、父ミッキーグローリーでなければもっと魅力的かなと思ってしまうところがありますが、それでも優秀な母ですから期待感は大きいです。字面からは高評価の一頭です。

ディアサルファーの23

3月14日生/ディアレストクラブ生産

父ゴールドシップに母は現役時代に芝1,200mで2勝したディアサルファーの配合。記事を書いている時点で、ディアサルファーの産駒はデビューしていません。

曽祖母のセトフローリアンⅡからは皐月賞2着のタイガーカフェや、皐月賞3着のフサイチシャンクが出ていてなかなか優秀なファミリーに属していると思います。ただ、叔父叔母に特筆するような活躍馬が出ていないところは少し気になります。

配合的には父ゴールドシップで、イメージ的には芝の中〜長距離向きかなと思います。ゴールドシップ産駒だと牝馬のほうが活躍するイメージが強いのでそこは気をつけたいところ。

ややリスクは高めな要素があることから、出資候補にはなりにくそうな印象。

ポップシンガーの23

3月11日生/岡田スタッド生産

父バンバトルに母は現役時代にダート短距離で3勝した実績を持つポップシンガーの配合。ポップシンガーの産駒では、ノルマンディーさんで募集されたミリオンヒットがデビューしていて、新馬戦3着と悪くない印象。

牝系を遡ると4代母のカネアオイからシンザン記念3着のケイアイジョンが出ていますが、近親では重賞で好走するような活躍馬は出ていません。

配合はゴリたか君好みで、Slightly Dangerousの5×4とダンシングブレーヴの5×4が面白いと思います。適性は正直掴みかねますが、そこら辺は馬体を見て判断しようかなと思っています。

近親に活躍馬こそ出ていませんが、配合が好みでかなり気になる一頭。馬体面を見るのが今から楽しみです。

クリノチョモラーリの23

2月26日生/日西牧場生産

父コパノリッキーに母のクリノチョモラーリは現役時代にJRAで1勝した後、地方で5勝した実績があります。クリノチョモラーリの産駒は正直いまいちパッとしない成績で、その点は割り引き材料かと思います。

叔父には京都金杯2着のテイエムタイホーがいるので活力があるファミリーには属している印象。

100口募集の予定ですから恐らく地方所属になると思いますので、その点でさ父コパノリッキーは良い配合だと思います。

兄弟の成績がイマイチな点はかなり気になってしまいますが、その点以外では悪くはないと思います。ただ、出資候補になるかどうかと言われればリスクのほうが高いかなと思ってしまいます。

ブレッザフレスカの23

4月7日生/千里ファーム生産

父ミスチヴィアスアレックスに母は大井で4勝したブレッザフレスカの配合。ブレッザフレスカの産駒ではブーヤカが勝ち上がっており、母としての実績もあります。

叔母にはJBCレディスクラシックを勝ったララベルがいますから、活力のあるファミリーに属していると言えます。

父のミスチヴィアスアレックスがどういった産駒を出すのかわからないところはありますが、スピードはありそうな印象を持ちますし母との相性も悪くなさそうに感じました。

100口募集で恐らく地方所属になると思いますが、なかなか面白そうな一頭だと思います。

総括

ノルマンディーさんの23年産2次募集の牡馬を字面から評価してみましたが、良さそうな馬もいて、結局前向きに検討したくなるようなラインナップです。

中でも気になるのが、タニノジュレップの23とポップシンガーの23。どちらも馬体面と募集価格次第では出資候補になりうるなと思いました。

次の記事では牝馬も見ていこうと思います。ご参考になるかは分かりませんが、ご覧になっていただきありがとうございました。

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