ゴリたか君のPOG指名馬探し 25-26版 ⑬サンデーTC募集馬編

POG

一口馬主に役立つ相馬眼磨きの為に、POGにも力を入れているゴリたか君。

2025-26シーズン13回目の今回は、名門中の名門一口クラブサンデーサラブレッドクラブの募集馬からPOG指名馬候補を探してみます。

当ブログにおける分析記事は、私ゴリたか君の個人的な主観をもとに記事にしたものであり、成果の保証はできません。馬券の購入や一口募集馬への出資等はご自身の判断にてお願いいたします。 また、読者の皆さまにとって望まない表現が出てくる可能性もございますが、予めご了承ください。

指名馬候補検討

サンデーサラブレッドクラブといえば、毎年馬主リーディングの上位に位置している名門一口馬主クラブ。今年のクラシック戦線でも皐月賞でミュージアムマイルが勝っていますし、POGを制する上ではサンデーさんの募集馬の中から良い馬を探すことは不可欠な要素だと思います。

今回はサンデーサラブレッドクラブの募集馬の中より牡馬・牝馬それぞれ4頭づつピックアップしてみました。

期待度
☆☆☆・・・・・上位指名候補
☆☆・・・・・・指名候補
☆・・・・・・・指名リストアップ

牡馬

グランマエストロ

期待度・・・☆☆

父 エピファネイア/母 グランアレグリア

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 木村哲也厩舎

父エピファネイアに母は桜花賞など多数のGⅠを制したグランアレグリアの配合。グランマエストロが初仔。祖母のタピッツフライは米GⅠを勝っています。

父エピファネイアと母父ディープインパクトの組み合わせはアリストテレスを出している実績がありますから好印象です。欧州系と米国系の血統もバランス良く配合されていますし、字面だけでも非常に期待したくなる馬。

馬体面でも全体的にバランスのとれた好馬体に見えます。付くべきところにしっかり筋肉があると感じますし、マイナスに感じるところはありません。肩の角度や胴伸びからはマイルくらいに適性を感じます。

初仔ではありますが、募集時のサイズでも極端に小さくでてるわけではないので気にしないで大丈夫かなと思っています。

POG的にはどこまでの距離に対応できるかというところはありますが、血統面でも馬体面でも申し分ないので、期待を込めて星3つの評価としました。

ブラックコーラル

期待度・・・☆☆

父 キタサンブラック/母 アドマイヤマリン

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 清水久詞厩舎

父キタサンブラックに母はダート中距離で2勝のアドマイヤマリンの配合。アドマイヤマリンからはコンスタントに勝ち上がる産駒が出ている印象があります。叔父にアドマイヤサガス、叔母にはシャインガーネットがいるファミリーで活力も十分そう。

今回は父がキタサンブラックに変わりますが、芝中距離でオープン入りした半兄アドマイヤロブソンは父ディープインパクトで血統構成が似ていますし、父キタサンブラックと母父クロフネもガイアフォースを出している配合ですから信頼性の高い組み合わせだと思います。

馬体面でもパワフルかつバランスのとれた好馬体に見えます。芝でもダートでも走れそうなシルエットで、距離は中距離くらいに適性を感じます。

育成状況もすでにデビュー時期も見えているくい順調なようですし、特に血統面では信頼性が高そうで、馬体も悪くなく見えますからPOGでも注目したい1頭です。

アウダーシア

期待度・・・☆☆

父 キズナ/母 リリーノーブル

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 手塚貴久厩舎

父キズナなは母はオークス2着、桜花賞3着のリリーノーブルの配合。半姉のデンクマールは記事を書いている時点で2戦2勝。

血統表を見ると、父キズナと母父ルーラーシップの産駒は安定して走っている印象があるので信頼性は高そうな配合かと思います。日本適性の高い血が多くいかにも走りそうだなと思わされます。

募集時の馬体をみても適度な力強さとバランスの良さが感じられる好馬体で、かなり好みです。芝でもダートでも走れそうなシルエットで、距離は中距離をイメージします。

マイナスに感じるところが無く、一口馬主目線で見ても理想的な1頭だなと思わされます。すでに入厩もしていますし、POGでも活躍しそうな印象を強くうけました。

ギルドホール

期待度・・・☆☆

父 レイデオロ/母 シャンデリアハウス

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 嘉藤貴行厩舎

父レイデオロに母は芝短距離で3勝のシャンデリアハウス。曽祖母にダイナカールがいる牝系に属しており、近親でも活躍馬多数。半兄には札幌2歳S3着のギャンブルルームがいます。

やや小柄なところは少し気にはなりますが許容範囲かなと思いますし、馬体のバランスも良いと思います。シルエットからは芝マイルくらいに適性を感じます。

活躍馬も出てきたレイデオロ産駒で優秀なファミリーに属しているギルドホール。比較的手頃な募集価格でしたので、そんな中から注目してみた1頭です。

牝馬

マジックパレス

期待度・・・☆☆

父 サートゥルナーリア/母 フローレスマジック

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 木村哲也厩舎

父サートゥルナーリアに母はアルテミスS2着なと重賞でも上位に入った実績があるフローレスマジックの配合。叔父にはサトノアラジン、叔母にはラキシスなどがいる優秀なファミリーに属しています。

父は良血馬サートゥルナーリアで、血統表を眺めてみても抜け目のない配合だなと思います。

募集時の馬体写真を見ても、大きなトモに目がいきます。父サートゥルナーリアのイメージに近いシルエットに見え、パワフルに見えますが芝中距離くらいに適性を感じます。

記事を書いている時点でもゲート試験をクリアしているようですし、育成も順調そう。POGでも期待できそうな1頭だと思います。

アルジェンテーラ

期待度・・・☆☆

父 ドレフォン/母 ジェンティルドンナ

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 斉藤崇史厩舎

父ドレフォンに母は牝馬三冠馬のジェンティルドンナの配合。半姉にはエリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナがおり、字面では申し分の無い血統だと思います。

父がドレフォンに変わりますが、父ドレフォンと母父ディープインパクトの組み合わせはワープスピードが出ていますし悪い印象はありません。

募集時の馬体は小柄な印象で、どこまで成長するかというところはありますが、馬体のシルエットは良いと思いますし、芝中距離で走りそうなイメージがあります。

どちらかといえばミーハーなところがあるゴリたか君としては、母ジェンティルドンナというだけで評価が上がってしまうところがありますが、アルジェンテーラに関しては半姉の活躍もありますし期待してしまいます。

コニーアイランド

期待度・・・☆☆

父 コントレイル/母 ヤンキーローズ

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 中内田充厩舎

父コントレイルに母は牝馬三冠馬リバティアイランドを輩出したヤンキーローズの配合。ヤンキーローズの産駒は、リバティアイランド以外の産駒も安定して勝ち上がる馬が出ている印象。

ディープインパクト産駒の半姉ロムネヤもキズナ産駒の半姉マディソンガールも新馬勝ちしていますので、父コントレイルは相性は悪くないのではないかと見ています。

馬体を見ても全体的にパワフルかつバランスも良くみえる好馬体だと思います。リバティアイランドの半妹という先入観は当然ありますが、第一印象はカッコ良い馬体だなと思わされました。

育成状況も順調そうですし、POGでも人気しそうですが、素直に良い馬だと思います。

ジャミールアイン

期待度・・・☆☆

父 ドレフォン/母 ドバイマジェスティ

生産 ノーザンファーム

預託厩舎 藤原英昭厩舎

昨年に引き続き、今年もドバイマジェスティの産駒は良さそうに見えます。

母のドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリントを勝つなど現役時代に活躍したほか、産駒には皐月賞馬アルアインにダービー馬シャフリヤールを輩出しています。

今回は父にドレフォンを迎えていますが、兄や姉はキンカメ系やサンデー系が父だったのでどのような産駒に出ているか興味深いです。良いか悪いかは正直現状では見当がつきません。

今回に関しては、血統というよりかは馬体が良さそうな点でピックアップしました。バランスの良さが目を惹く好馬体で、つくべきところにしっかり筋肉もついている印象。芝ダート問わず走りそうで、距離は中距離くらいのイメージ。

昨年POGで指名したフィヤールはPOG的には残念な結果でしたが、ジャミールアインはどうでしょうか。他のPOG指名馬候補との兼ね合いもありますが、ゴリたか君はたぶん今年もジャミールアインは指名すると思います。

まとめ

サンデーサラブレッドクラブの23年度募集馬を一通り見てみましたが、今年も凄いラインナップ。GⅠ戦線で大活躍した母馬も多いので、字面だけで良いなと思ってしまいます。

そんな中でも特に気になったのがグランマエストロ。距離がどこまで対応できるのかというところはありますが、ゴリたか君的にはかなり走りそうな気がしています。

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